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直腸がんステージⅠ術後9年目、自閉症(中二)育児パパ12年目、つみたて投信16年目

私はなぜ38歳で直腸がんになったのだろう

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答えのない問いではあるが、
なぜ、38歳という年齢で直腸がんになったのか考えてみた。

そもそも直腸がんが見つかったのは、毎年の会社の健康診断の便潜血検査で陽性となり、すぐに精密検査として大腸内視鏡検査を行ったため。
当時、自覚症状と呼ばれるようなもの(血液や粘液が混ざった便や下血、もしくは細い形の便が出たり、便秘や下痢を繰り返すなどといった直腸がんでありそうな症状)は全くなかった。
やはりステージⅠで自覚症状が出ることはほどんどないといえる。

akayak38.hatenablog.com

 考察してみたこと

①大腸がんの遺伝的要素
大腸がんは遺伝的要素がある場合もあるといいます。が、私の近親者をみても、大腸がんになった人は見当たらず、遺伝的要素はあまりないものと思っています。
なので、むしろ大腸には自信(過信?)があったとも言えます。

②運動不足
運動によって、結腸がんのリスクは確実に下がるそうです(下記表参照)。直腸ではなく結腸ですが。
私の場合、運動不足は間違いなく該当します。
が、運動不足だけが理由なら世の中大腸がんだらけですよね...

③食生活(下記表参照)
たばこは吸いません。アルコールは日常的には少ない方です。
肥満はなく、むしろ痩せすぎです。
野菜・果物は少ないのでここは反省です。ソーセージ・ベーコンなど加工肉は割と好きで食べる頻度も多かったかもしれません。

結局、運動不足に野菜・果物が少ない、そして加工肉が多め、、、これくらいしか原因として当てはまるものはなさそうなのだが。。

④がんの発生
話は少し変わりますが、入院中だったか術後の通院だったか、先生に私のがんのタイプはポリープ型かデノボ型か聞いてみたことがあります。
先生としてはデノボじゃないかな、と。
さらに、年齢が若めなので進行も早かっただろうとのこと。ゆえにさらに一年前の便潜血検査に引っかかることはまずなかった(その時はまだほとんど成長していなかった?)だろう、と。
そう聞くと、2015年の便潜血検査で引っかかってくれたこと、そしてすぐに大腸内視鏡の検査を行ってがんが発見できたこと、このことは私にとって非常に幸いだったのだなと思う。

大腸がんの発生機序
大腸癌は大腸粘膜の細胞から発生します。
・もともとは正常な細胞も,何らかの原因で癌細胞に変身します。
・変身した細胞が何兆という数に増えて,大腸癌として目に見えるようになります。
大腸癌の発生には2つの経路があると考えられています。
1つは良性のポリープ(腺腫)が癌になる経路です(図6上)。
・良性の腺腫(adenoma)が発癌刺激を受けて癌(carcinoma)化するもので,adenoma-carcinoma sequence(腺腫-癌連関)と呼ばれます。
・さらに近年,平坦・陥凹型腺腫の癌化も注目されています。
もう一つは正常粘膜が発癌刺激を受けて直接癌が発生する経路です(図6下)。
・この癌はデノボ癌(de novo 癌)と呼ばれます(de novo とは初めから,あらたに,という意味のラテン語)。

 図6.大腸癌の発生
図6.大腸癌の発生

Minds医療情報サービスより一部抜粋

 

表2a 生活習慣とがんの関連*

関連の強さ リスクを下げるもの リスクを上げるもの
要因 関連するがんの種類 要因 関連するがんの種類
確実 身体活動 結腸がん 喫煙 口腔がん、咽頭がん喉頭がん、食道がん胃がん、肺がん、膵臓がん、肝臓がん、腎臓がん、尿路がん、膀胱がん、子宮頸部がん、骨髄性白血病
他人のたばこの煙 肺がん
過体重と肥満 食道(腺がん)、結腸がん、直腸がん、乳がん<閉経後>、子宮体部がん、腎臓がん
飲酒 口腔がん、咽頭がん喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がん
アフラトキシン 肝臓がん
中国式塩蔵魚 咽頭がん
可能性大 野菜・果物 口腔がん、食道がん胃がん、結腸がん、直腸がん 加工肉 結腸がん、直腸がん
身体活動 乳がん 塩蔵品および食塩 胃がん
熱い飲食物 口腔がん、咽頭がん食道がん
可能性あり/データ不十分 食物繊維
大豆

N-3系脂肪酸
カロテノイド
ビタミンB2、B6葉酸、B12、C、D、E
カルシウム、亜鉛セレン非栄養性植物機能成分(例:アリウム化合物、フラボノイド、イソフラボン、リグナン)
動物性脂肪
ヘテロサイクリックアミン
多環芳香族炭化水素
ニトロソ化合物


表2b 食物関連要因とがんとの関連(まとめ)<WCRF/AICR 2007>*

関連の強さ リスクを下げるもの リスクを上げるもの
食物関連要因 関連するがんの種類 食物関連要因 関連するがんの種類
確実 運動 結腸がん 肥満 食道がん(腺癌)、大腸がん、乳がん<閉経後>、子宮体部がん、腎臓がん、膵臓がん
授乳 乳がん 内臓脂肪 大腸がん
高身長 大腸がん、乳がん<閉経後>
赤肉・加工肉 大腸がん
アルコール 口腔・咽頭喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん
アフラトキシン 肝臓がん
飲料水中の砒素 肺がん
β-カロテンのサプリメント 肺がん
可能性大 肥満 乳がん<閉経前> 肥満 胆嚢がん
運動 乳がん<閉経後>、子宮体部がん 内臓脂肪 膵臓がん、乳がん<閉経後>、子宮体部がん
果物 口腔・咽頭喉頭がん、食道がん胃がん、肺がん 成人期の体重増加 乳がん<閉経後>
非でんぷん野菜 口腔・咽頭喉頭がん、食道がん胃がん 出生時過体重 乳がん<閉経前>
アリウム野菜 胃がん 高身長 膵臓がん、乳がん<閉経前>、卵巣がん
にんにく 大腸がん アルコール 肝臓がん、大腸がん(女性)
食物繊維 塩蔵食品・塩分 胃がん
牛乳 中国式塩蔵魚 咽頭がん
カルシウムのサプリメント 飲料水中の砒素 皮膚がん
食物に含まれる葉酸 膵臓がん マテ茶 食道がん
食物に含まれるカロテノイド 口腔・咽頭喉頭がん、肺がん 食事からのカルシウム 前立腺がん
食物に含まれるβーカロテン 食道がん
食物に含まれるビタミンC
食物に含まれるリコピン 前立腺がん
食物に含まれるセレン
レニウムサプリメント

国立がん研究センターがん情報サービスより抜粋

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術後2年の定期検査②

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術後2年目の結果

5月26日(金)、外科外来受診。2年目の定期検査結果の総括です。
胃カメラ大腸内視鏡は検査後に問題ないとの結果も聞いており、生検もなかったので心配する事はないのですが、やはり採血とレントゲンとCTの結果は気になります。

直腸がんステージⅠからの再発率は3.7%とか言われていますが(参考:がん診療ガイドライン)、そもそも38歳という年齢で直腸がんにり患する確率はかなり低い確率だったはず。
(35-39歳10万人あたり12.96人⇒0.013%! 参考:がん情報サービス統計より)
この低い確率をみごと突破してきた私にとっては、3.7%は低い数字なんだけど非常に高く見えたりするのです...

そんな訳で、まあ大丈夫だろう、とは思いつつも、結果を聞きに行く時はいつもドキドキしています。
そんな心境での外科外来の受診です。

冒頭に胸レントゲンと腹部CTの画像をチェック。
問題ないですねという安堵の言葉をいただいた後(良かった~)、CTで吻合部はこれだよと見せてもらう。どうも、吻合部は金属がついているらしく、CT画像でも吻合部分は確かに光っていた。
続いて胃と大腸の内視鏡画像もそれぞれ確認。こちらも問題なしとのこと。
結局、昨年もそうでしたが、胃が少しあれているのでストレスには気を付けてください。というのと、便秘も引き続き様子を見てください、とのコメント。
今日は特にお腹の触診はなし。なぜか脈をとらせてくださいと言われたが。
便秘に関しては漢方より酸化マグネシウム錠の方が好ましかったので、今回は酸化マグネシウム錠を処方してもらった。

腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 1.3(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と引き続き問題なし。

  正常値 単位 入院前  1か月
H27.4.6 H27.6.19
CEA ~5.0 ng/㎖  1.0  0.8
CA19-9 ~37.0 U/㎖  2.6 <2.00
 3か月  6か月  1年  1年半  2年
H27.8.14 H27.11.13 H28.5.11 H28.11.4 H29.5.11
 0.8  1.2  1.0  1.0  1.3
<2.00  2.3 <2.00  2.0 <2.00

今回の外科外来は420円。加えて、薬代(酸化マグネシウム錠)が780円(1日3回毎食後、28日分)。(3割負担)

次回はまた半年後、術後2年半の検査となります。
11月6日(月)に検査(採血、胸レントゲン、腹部単純CT)、結果返しの外科外来を11月10日(金)に予約を取る。
今回から検査と結果返しの間に4日以上の期間が必要になりました。

大腸内視鏡での吻合部の写真です。

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術後2年の定期検査①

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術後2年後の定期検査。
検査の間隔も半年ごとです。
先月よりブログを書き始めて、ようやく現在に追いついてきました。

外科外来受診(検査予約)

まず、検査予約のために4月7日(金)に外科外来を受診しました。
前回の1年半定期点検で初めて便秘を指摘されていました。
今回もベットに横になり、お腹の上を触診。
前回同様、ところどころに便がたまっているらしい。漢方も一度試してみますかとのことで、今回は漢方を処方してもらい、来月の外来時に感想をお伝えすることに。
コタロー桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)エキス細粒。

来月の検査予約は、5月11日(木)採血、胸レントゲン、腹部単純CT、胃カメラ、5月12日(金)大腸内視鏡、5月26日(金)外科外来(結果返し)
の日程にて検査予約をとる(内視鏡で生検した場合に備えて最後の外来は期間を開けます)。胃カメラ大腸内視鏡とも、昨年と同じ先生をご指名させていただきました。
今回の外科外来は420円でした。加えて、薬代が950円(1日3回毎食間、28日分)。(3割負担)

胃カメラ→いつも通りスムーズ

5月11日(木)、朝いちばん(8:30)に採血を済ませたのち、放射線科で胸レントゲン、続いて腹部単純CT。その後に胃カメラをやりました。
胃カメラは今回で3回目、左、左、だったので今年は右の鼻でやってみました。
一昨年・昨年同様、きれいな食道・胃・十二指腸で問題なし!でした。良かった~。
ちなみに、右鼻も最初少し入りにくかったようでした。左右あまり違いはないってことなのかな?来年はどうしよう?
今回の採血・胸レントゲン・腹部単純CT・胃カメラは12,040円でした。(3割負担)
この検査メニューは午前中で終わるので、午後より出勤。鼻水がしばらく止まらないのが何とも。

今回の大腸内視鏡検査

昨年1時間ほど大苦戦した大腸内視鏡、今回は入念な食事制限にて準備しました。
検査は5月12日(金)でしたが、月曜日よりまず硬いもの系を意識的に排除。
レンコン・たけのこ・海藻類・きのこ類、ですね。野菜はまだ4日前なので少しだけOKとしました。
火曜日も同様。だが、上記排除を強化。
水曜日(2日前)には朝食は蒸しパン(レーズンなどトッピングはもちろんなし)、昼はのりを排除した鮭と梅干のおにぎり、夜は卵とじうどん、ごはん、のみ。
2日前より徹底です。
木曜日(前日)は朝食抜き(胃カメラ・腹部CTのため)、昼・夜は卵とじうどんのみ(飽きてきた...)。以上にて今回の検査に備えました。

そして、、、
今回は、昨年のような無数の黄緑色のカスもなく、カスはところどころ腸管にあったものの、先生によるとこの程度はしょうがないとのことで、食事制限の効果が見られました!
おかげで、昨年のように洗浄に時間がかかることもなく、また、極度に横行結腸に入りにくい、なんてこともなく、検査は25分で終えることができました!
ところどころ痛みはありましたが。
結果もきれいで問題なかったようで、生検もありませんでした。
吻合部はまた赤くなっている部分がありました。入れる時ななかったので、やはり、直腸とS字結腸を切ってつないでいることから、この部分はファイバー挿入しているときに擦れやすい場所になってしまったのかな、と。
途中痛く感じたのは、このこすれもあるのかもしれない。毎年痛いのはいやだけど、まあ、しょうがないか。
今回の大腸内視鏡検査、4,920円でした。(大腸F、3割負担)
生検がないと安いんですね。

術後2年の定期検査②につづく

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術後1年半の定期検査

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~2016年11月4日(金)のお話~

術後1年半後の定期検査。
検査の間隔も半年ごとです。

まず、この半年の様子です。
とはいっても、前回とほとんど変わらないので引用します。

 退院1か月~3か月後の間にあった、計3回の腹痛(激痛レベル)、結局あれクラスの腹痛はこの時だけで以後はありませんでした。軽い腹痛はたまにありましたが、記憶にも記録(日記)にも残っていないので、あまり大したことはなかったのでしょう。
私の1/3の長さになった直腸も、そこにつながっているS字結腸もうまく機能してきたと思われます。
トイレもさすがに入院前には戻らないものの、便の回数が少し多いくらいで、日々そのような生活が続くとそれが当たり前のように感じるので、普段の生活において不便に感じることはなくなりました。

違うとすれば、季節が夏をまたいだ半年間だったので、会社の作業着のズボンが薄いので少し気にした程度でしょうか。

そんななかでの術後1年半の定期検査でした。

朝いちばんに採血を済ませたのち、放射線科で胸レントゲン、続いて腹部単純CT。
その後に外科外来の受診です。
先ほど撮りたての胸レントゲンと腹部CTの画像を早速先生のチェック。
先生「問題ないですね。でも、便がすごくたまっていますね。」
ん?便?新たな情報。便秘であるという感覚、なし。
そもそも、CTで便が見えるというのは驚きだった。画面を見ても、素人には分からない!
ベットに横になって触診。上方結腸、横行結腸、下方結腸、S字結腸、、、の上と思われるところをいろいろ触って押して、ところどころで、「ここも便ありますねーここにもたまってますねー。」と。
が、便秘であるという自覚、なし。
酸化マグネシウム錠を処方してもらう。酸化マグネシウム錠330㎎。
まずはこれを試してみてください、と。
たかが便秘、されど便秘。行きつく果ては腸閉塞(イレウス)。気をつけねば。

腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 1.0(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 2.0(正常値~37.0U/㎖)と問題なし。

  正常値 単位 入院前
H27.4.6
CEA ~5.0 ng/㎖  1.0
CA19-9 ~37.0 U/㎖  2.6
 1か月  3か月  6か月  1年  1年半
H27.6.19 H27.8.14 H27.11.13 H28.5.11 H28.11.4
 0.8  0.8  1.2  1.0  1.0
<2.00 <2.00  2.3 <2.00  2.0

今回の採血・胸レントゲン・腹部単純CT・外科外来、は8,780円でした。加えて、薬代(酸化マグネシウム錠)が710円(1日3回毎食後、14日分)。(3割負担)

次回はまた半年後、術後2年目の検査。
採血、胸レントゲン、腹部単純CT、胃カメラ大腸内視鏡、外科外来(結果返し)
といったフルコース定期検査メニューとなる。
半年後の検査予約が取れないため、2017年4月7日(金)に検査予約のための外来予約を取る。検査は2017年5月。
いよいよ、現在に近づいてきました。

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1年目定期検査

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~2016年5月のお話~

前回の6か月目定期検査より半年後の受診となる。術後1年目の定期検査。
これからは半年ごとの検査になりました。

まず、この半年間の様子です。
退院1か月~3か月後の間にあった、計3回の腹痛(激痛レベル)、結局あれクラスの腹痛はこの時だけで以後はありませんでした。軽い腹痛はたまにありましたが、記憶にも記録(日記)にも残っていないので、あまり大したことはなかったのでしょう。
私の1/3の長さになった直腸も、そこにつながっているS字結腸もうまく機能してきたと思われます。
トイレもさすがに入院前には戻らないものの、便の回数が少し多いくらいで、日々そのような生活が続くとそれが当たり前のように感じるので、普段の生活において不便に感じることはなくなりました。

そんな中での1年目の定期検査でした。
4月にもろもろの検査の予約をとり、
5月6日(金)大腸内視鏡、5月11日(水)採血、胸レントゲン、腹部単純CT、胃カメラ、5月20日(金)外科外来(結果返し)
の日程にて検査をこなしました(内視鏡で生検した場合に備えて最後の外来は期間を開けます)。

大腸内視鏡検査に大苦戦

5月6日(金)、GW明けのこの日、大腸内視鏡検査を受けるため9時に病院に。
2Lムーベンは病院で飲むことに(大腸内視鏡検査の流れは以前のをご参照ください)。
9時から2時間かけて飲み、11時半には早くも看護師さんから便のチェックOK
スムーズにスマートに検査を終えるはず、、、でした。
13時に始まった検査、出だしから腸内が汚い、、、黄緑色のカスっぽいのがたくさん腸内に(なぜ下剤ででないのだろう?便もきれいだったのに!)。
少し進んでは洗浄を繰り返すので進むのもなかなか遅い。
そして遅いだけならまだいいのだが、ところどころで結構な痛みが。
そして極めつけは、横行結腸から先がなかなか入らないようで、入ったと思いきや、何度か抜けたようで画面がバックスリップしていた。盲腸までなかなかなかなかたどり着けず、「先生、もう盲腸までいくのは今回やめましょう!」と、何度も言いたくなるほど、痛みもあり苦痛でした。
結局、盲腸の方までカスが多かった...これの原因に心当たりがあった。
2日前、GW中に食べたお好み焼き。あの大量のキャベツがこの黄緑色のカスにぴったりイメージが重なった。量といい見た目といい、他に疑う食材はなかった。
あぁ、もう、大腸内視鏡の前にお好み焼きはやめよう、野菜はやめよう、、、そう心に誓った今回の検査での苦しみでした。
検査の最後の方に出口付近の手術跡の吻合部。
肛門からすぐ7㎝くらい?何やら金具のようなものがついている。素人目にもこの金具のおかげでここがつなぎ目だとすぐわかる(写真は一番下に)。
カスが引っ掛かっていたが、普段も便が引っ掛かっているのだろうか。
吻合部の手前付近が赤くなっていたので、念のため、その辺を3か所生検をした。
入れる時はなかったとの先生の記憶から、ファイバーがこすれてできたのかもしれない、と。
結局、検査に1時間かかる(普通なら20分程度でしょうか)。ぐったり疲れました。
今回の大腸内視鏡検査、10,320円でした。(大腸F+生検3か所、3割負担)

胃カメラはスムーズ

5月11日(木)、朝いちばん(8:30)に採血を済ませたのち、放射線科で胸レントゲン、続いて腹部単純CT。その後に胃カメラをやりました。
胃カメラ昨年同様、左の鼻でやりました。昨年同様、とてもきれいで問題なし!とのこと。良かった!
左鼻は少し狭かったようで、軽く鼻血がでたので来年は右でやってみよう。
今回の採血・胸レントゲン・腹部単純CT・胃カメラは12,030円でした。(3割負担)
このメニューで午前中で終わるのが助かります。午後より出勤。

術後一年目の結果

5月20日(金)、外科外来受診。1年目の定期検査結果の総括です。
胸レントゲンと腹部CTの画像をチェック。一緒に画面を見るも、相変わらず素人には何が何やら、、続いて内視鏡の画像もチェック。
先生「問題ないですね。ですが、胃が少しあれているようですので、ストレスには気を付けてください。」と、今までにないコメントを聞く。
うーん。ストレスためてないと思うけどな...
腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 1.0(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と問題なし。

  正常値 単位 入院前
H27.4.6
CEA ~5.0 ng/㎖  1.0
CA19-9 ~37.0 U/㎖  2.6
 1か月  3か月  6か月  1年
H27.6.19 H27.8.14 H27.11.13 H28.5.11
 0.8  0.8  1.2  1.0
<2.00 <2.00  2.3 <2.00

次回はまた半年後、術後1年半の検査。11月4日(金)に予約を取る。
内容は、採血、胸レントゲン、腹部単純CT、外科外来(結果返し)、と半日で終わる検査メニューとなります。

大腸内視鏡検査での吻合部の写真です。

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