akayak38 blog

直腸がんステージⅠ術後9年目、自閉症(中二)育児パパ12年目、つみたて投信16年目

1年目定期検査

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~2016年5月のお話~

前回の6か月目定期検査より半年後の受診となる。術後1年目の定期検査。
これからは半年ごとの検査になりました。

まず、この半年間の様子です。
退院1か月~3か月後の間にあった、計3回の腹痛(激痛レベル)、結局あれクラスの腹痛はこの時だけで以後はありませんでした。軽い腹痛はたまにありましたが、記憶にも記録(日記)にも残っていないので、あまり大したことはなかったのでしょう。
私の1/3の長さになった直腸も、そこにつながっているS字結腸もうまく機能してきたと思われます。
トイレもさすがに入院前には戻らないものの、便の回数が少し多いくらいで、日々そのような生活が続くとそれが当たり前のように感じるので、普段の生活において不便に感じることはなくなりました。

そんな中での1年目の定期検査でした。
4月にもろもろの検査の予約をとり、
5月6日(金)大腸内視鏡、5月11日(水)採血、胸レントゲン、腹部単純CT、胃カメラ、5月20日(金)外科外来(結果返し)
の日程にて検査をこなしました(内視鏡で生検した場合に備えて最後の外来は期間を開けます)。

大腸内視鏡検査に大苦戦

5月6日(金)、GW明けのこの日、大腸内視鏡検査を受けるため9時に病院に。
2Lムーベンは病院で飲むことに(大腸内視鏡検査の流れは以前のをご参照ください)。
9時から2時間かけて飲み、11時半には早くも看護師さんから便のチェックOK
スムーズにスマートに検査を終えるはず、、、でした。
13時に始まった検査、出だしから腸内が汚い、、、黄緑色のカスっぽいのがたくさん腸内に(なぜ下剤ででないのだろう?便もきれいだったのに!)。
少し進んでは洗浄を繰り返すので進むのもなかなか遅い。
そして遅いだけならまだいいのだが、ところどころで結構な痛みが。
そして極めつけは、横行結腸から先がなかなか入らないようで、入ったと思いきや、何度か抜けたようで画面がバックスリップしていた。盲腸までなかなかなかなかたどり着けず、「先生、もう盲腸までいくのは今回やめましょう!」と、何度も言いたくなるほど、痛みもあり苦痛でした。
結局、盲腸の方までカスが多かった...これの原因に心当たりがあった。
2日前、GW中に食べたお好み焼き。あの大量のキャベツがこの黄緑色のカスにぴったりイメージが重なった。量といい見た目といい、他に疑う食材はなかった。
あぁ、もう、大腸内視鏡の前にお好み焼きはやめよう、野菜はやめよう、、、そう心に誓った今回の検査での苦しみでした。
検査の最後の方に出口付近の手術跡の吻合部。
肛門からすぐ7㎝くらい?何やら金具のようなものがついている。素人目にもこの金具のおかげでここがつなぎ目だとすぐわかる(写真は一番下に)。
カスが引っ掛かっていたが、普段も便が引っ掛かっているのだろうか。
吻合部の手前付近が赤くなっていたので、念のため、その辺を3か所生検をした。
入れる時はなかったとの先生の記憶から、ファイバーがこすれてできたのかもしれない、と。
結局、検査に1時間かかる(普通なら20分程度でしょうか)。ぐったり疲れました。
今回の大腸内視鏡検査、10,320円でした。(大腸F+生検3か所、3割負担)

胃カメラはスムーズ

5月11日(木)、朝いちばん(8:30)に採血を済ませたのち、放射線科で胸レントゲン、続いて腹部単純CT。その後に胃カメラをやりました。
胃カメラ昨年同様、左の鼻でやりました。昨年同様、とてもきれいで問題なし!とのこと。良かった!
左鼻は少し狭かったようで、軽く鼻血がでたので来年は右でやってみよう。
今回の採血・胸レントゲン・腹部単純CT・胃カメラは12,030円でした。(3割負担)
このメニューで午前中で終わるのが助かります。午後より出勤。

術後一年目の結果

5月20日(金)、外科外来受診。1年目の定期検査結果の総括です。
胸レントゲンと腹部CTの画像をチェック。一緒に画面を見るも、相変わらず素人には何が何やら、、続いて内視鏡の画像もチェック。
先生「問題ないですね。ですが、胃が少しあれているようですので、ストレスには気を付けてください。」と、今までにないコメントを聞く。
うーん。ストレスためてないと思うけどな...
腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 1.0(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と問題なし。

  正常値 単位 入院前
H27.4.6
CEA ~5.0 ng/㎖  1.0
CA19-9 ~37.0 U/㎖  2.6
 1か月  3か月  6か月  1年
H27.6.19 H27.8.14 H27.11.13 H28.5.11
 0.8  0.8  1.2  1.0
<2.00 <2.00  2.3 <2.00

次回はまた半年後、術後1年半の検査。11月4日(金)に予約を取る。
内容は、採血、胸レントゲン、腹部単純CT、外科外来(結果返し)、と半日で終わる検査メニューとなります。

大腸内視鏡検査での吻合部の写真です。

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金具が吻合部、その手前側が直腸(下部直腸)、向こう側がS字結腸となります。
上部直腸・直腸S状部・S字結腸にかけての15㎝は手術によりなくなっています。
ファイバーのこすれのせいか、吻合部の手前付近が赤くなっています。

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