術後2年目の結果
5月26日(金)、外科外来受診。2年目の定期検査結果の総括です。
胃カメラと大腸内視鏡は検査後に問題ないとの結果も聞いており、生検もなかったので心配する事はないのですが、やはり採血とレントゲンとCTの結果は気になります。
直腸がんステージⅠからの再発率は3.7%とか言われていますが(参考:がん診療ガイドライン)、そもそも38歳という年齢で直腸がんにり患する確率はかなり低い確率だったはず。
(35-39歳10万人あたり12.96人⇒0.013%! 参考:がん情報サービス統計より)
この低い確率をみごと突破してきた私にとっては、3.7%は低い数字なんだけど非常に高く見えたりするのです...
そんな訳で、まあ大丈夫だろう、とは思いつつも、結果を聞きに行く時はいつもドキドキしています。
そんな心境での外科外来の受診です。
冒頭に胸レントゲンと腹部CTの画像をチェック。
問題ないですねという安堵の言葉をいただいた後(良かった~)、CTで吻合部はこれだよと見せてもらう。どうも、吻合部は金属がついているらしく、CT画像でも吻合部分は確かに光っていた。
続いて胃と大腸の内視鏡画像もそれぞれ確認。こちらも問題なしとのこと。
結局、昨年もそうでしたが、胃が少しあれているのでストレスには気を付けてください。というのと、便秘も引き続き様子を見てください、とのコメント。
今日は特にお腹の触診はなし。なぜか脈をとらせてくださいと言われたが。
便秘に関しては漢方より酸化マグネシウム錠の方が好ましかったので、今回は酸化マグネシウム錠を処方してもらった。
腫瘍マーカーはCEAとCA19-9
数値としては、CEA 1.3(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と引き続き問題なし。
正常値 | 単位 | 入院前 | 1か月 | |
H27.4.6 | H27.6.19 | |||
CEA | ~5.0 | ng/㎖ | 1.0 | 0.8 |
CA19-9 | ~37.0 | U/㎖ | 2.6 | <2.00 |
3か月 | 6か月 | 1年 | 1年半 | 2年 |
H27.8.14 | H27.11.13 | H28.5.11 | H28.11.4 | H29.5.11 |
0.8 | 1.2 | 1.0 | 1.0 | 1.3 |
<2.00 | 2.3 | <2.00 | 2.0 | <2.00 |
今回の外科外来は420円。加えて、薬代(酸化マグネシウム錠)が780円(1日3回毎食後、28日分)。(3割負担)
次回はまた半年後、術後2年半の検査となります。
11月6日(月)に検査(採血、胸レントゲン、腹部単純CT)、結果返しの外科外来を11月10日(金)に予約を取る。
今回から検査と結果返しの間に4日以上の期間が必要になりました。
※大腸内視鏡での吻合部の写真です。
金具がでているところ(左上)が吻合部、その手前側が直腸(下部直腸)、向こう側がS字結腸となります。
上部直腸・直腸S状部・S字結腸にかけての15㎝は手術によりなくなっています。
今回もファイバーのこすれで吻合部の手前付近が赤くなっています。
昨年より大分ましではありましたが。