~2015年5月13日(水)のお話~
昨日とは打って変わって、朝から快晴で気温も高そうだ。外に出ることもなかったので知る由もないが。
今日の予定は午前中に大腸内視鏡、そして午後より家族同伴で明日の手術の説明&同意書など。
今回の大腸内視鏡の目的は、術前検査の注腸造影で腫瘍の位置がよくわからなかったこともあり、場所の確認およびマーキングをつけるため。なので通常の検査とは違い腸管の奥まで観察することはせず、主に直腸のみ。
(2か月前の検査の際の大腸内視鏡検査はコチラ)
それでも2Lの下剤=経口腸管洗浄剤(ムーベン)を飲んで腸をきれいにする前処理は一緒。
朝の6時に看護師さんがムーベン2Lを持ってきた。朝早くから起きたてでのムーベン...
2時間かかることなく、7時20分にはもう飲み切ってしまった。手術前は気合が違う?!
8時に採血。
10時50分、5F病室より2Fの内視鏡室へ。一般患者の通らないルートで移動。あまりうれしくはないが特別感あり。
内視鏡にて腫瘍の位置確認。特に肛門から腫瘍までの距離が何㎝かを入念に測っている感じであった。肛門より10㎝、やはり上部直腸Raだね、とのこと。
墨とクリップでマーキング。
13時30分、麻酔の先生が個室に来て全身麻酔の説明。
14時10分、いよいよ明日となった手術の説明と、何枚かの同意書のサイン。
説明はこれまでの話の復唱のような感じで、術中および術後のリスクの説明が多かった。
そして明日の手術の開始時間を聞く。9時45分。時間は5~6時間ほどかかるという。
(腹腔鏡は開腹手術より時間がかかるようだ)
あとは先生、よろしくお願いします。と伝えて終了。
夕方ごろ、おへその掃除をしてもらう。おへその穴は腹腔鏡手術で使う穴の1つ。
オイルと綿棒で丁寧にお掃除をしてもらう。
20時、オペの看護師さんが来て明日の手術の流れなど説明。どちらかというと、緊張をときほぐしに来てくれた感じ。ありがたいです。
夜は、、、意外とすんなり寝れましたZzz
※内視鏡でのマーキング後の写真
奥のクリップが腫瘍の向こう側(S字結腸側)のしるし、墨が腫瘍より手前(肛門側)。肛門側は腫瘍より3㎝下のところを切るので、ちょうど墨の部分を切ることになるらしい。
内視鏡でマーキングするのを画面で見ながら、この辺の(異常のない)腸管も明日には一緒にとられていっちゃうんだー。ごめんねー。という気持ちでじっくり画面を見ていました。
この日をもって、私の上部直腸・直腸S状部・S字結腸にかけての15㎝とのお別れです。明日より直腸は1/3くらいとなります。