子どもはなぜかアリが大好きです。小学校に登校してもまず下駄箱付近でアリを探すのが日課のようです。自閉症によるこだわりからくるのか、単に虫好きの男の子の特性なのかは分かりませんが。
そんなアリ大好きの子どものために、アリ観察を始めてみました。
アリといっても最近有名なヒアリじゃないです。その辺でよく見かけるアリさんです。クロヤマアリになるのかな?
アリ観察キットの準備
という訳でまずはアリ観察キットの準備です。
今回購入したのはゲルタイプ。働きアリばかり10匹を入れて、巣を作っていく様子を観察するタイプのものです。シースルーのところが一番の売り。ゲル自体に水分と栄養があるそうなのでたまに空気の入れ替えをすればいいだけで手軽。
とはいえ、ゲルの調整はなかなか難しそう。レビューを見ても、ゲル調整に失敗している人の評価は低い感じだった(そりゃそうだよね)。これは子どもには危ないし難しそうだなということで、夜の間に作っておいた。ゲルが固まるまで時間もかかるし。
ゲル調整中。
付属の計量カップに水を量りこみ粉Aを混ぜて20分静置、液Bをよく混ぜてからレンジで温め、あらかじめ湯煎して加温した液Cを混ぜてゲルケースに入れる感じです。ゲルが固まるまで3~4時間放置。
この辺の工程をきちんとこなさないとゲルが固まらなかったりとかするみたい。子どもにはちと難しい。
ゲルをアリケースに注ぎ込んだ直後。まだ固まってません。ケースの奥行きも2㎝程しかないので、カップからこぼさないように注ぎ込むのも少し難しい。
翌朝。
固まったゲルを子どもに見せるとうれしそうに見てくれましたが、何やら少し不満そう。どうやら自分でゲルを作りたかったみたい...!
でもこれ、あなたがやったら失敗しちゃうよ?!
アリ観察開始!
気を取り直して、朝食後すぐに近くの公園に。
いつも観察している(お気に入りの)アリの巣から、アリさんを優しく傷つけないよう気を付けつつ10匹ほど収集。
※同じアリの巣のアリを捕まえないとケンカしてしまうそうです。なのでその辺を歩いているアリを集めても違う巣のアリの恐れがあります。
虫かごに捕獲したアリさんたちをケースに移してます。元気良すぎなので2匹ほどテーブルに逃げ出し、なかなか大変でした、、
何とか10匹をケース内にイン。
今日より観察開始。巣を作り出す手助けのため割りばしで1㎝程度の穴を3か所ほってあります。さてさて、いつから穴を掘りだすか。
実はハマっているのは私の方かもしれません。