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直腸がんステージⅠ術後9年目、自閉症(中二)育児パパ12年目、つみたて投信16年目

特別支援学校・小学校との面談(3年生振り返りと4年生に向けて)

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発達障害の子どもの話です。

3歳より療育手帳B(中度)所持。地域の小学校の特別支援学級に在籍しています。
今週で小学3年生を無事修了しました。

幸い、3学期は比較的落ち着いた感じで過ごすことが出来ました。
学校から呼び出し(引き取り願い)を受けることもなく、、
2学期は荒れ荒れでしたが、冬休みでうまくリセットできたようです。
担任の先生方の対応も功を奏したと思います。
11月より、負担をかけないよう、木曜日は学校を休みとし(実家で見ててもらい)、平日は毎日、放課後デイに14時お迎えで来てもらう生活を続けていました。
学校での生活が負担が強いようなので、、

特別支援学校への転学は現在のところ5年生からの予定です。

来年度(4年生)は特別支援学級となりました - akayak38 blog

今週、3学期の振り返りと来年度(4年生)に向けて目標設定(個別支援計画)の共有を図ろうということで、
市の教育課の先生、特別支援学校の先生、小学校の特別支援学級の先生方、との面談を小学校で行いました。同席の先生(小学校)は、1年、2年、3年の歴代担任及び教務主任。うちの子のためにここまでしていただき、大変恐縮です。とてもありがたいことです。
終わってみれば2時間弱、なかなか密度の濃い話が出来ました。
4年生は万全のフォロー体制で迎えることが出来そうです。特別支援学校の体験入学も6月あたりからありそう。
どのみち、うちの子が落ち着いて、楽しく学校生活が送れることを願っています。


特別支援学校の先生のお話メモの抜粋です。
いつも刺激を受けるワードがあります。

①ルーティンを確立する。

月~金まで毎日の生活リズムを一定にすることが、気持ち・行動の安定とつながる。年齢的・体力的にも可能であるので、手足を使って、体をどんどん動かし、めりはりをつける。
⇒木曜休みはやめる。14時デイお迎えは継続し様子見。
うちの子は、スケジュールを守ることに使命感を感じるタイプなので、ルーティンを崩さず、戻れるところを残しておく。(一日一日の調子を細かく見て対応をどんどん変えていったりすると元に戻れなくなるので、2週間くらいは落ち着かなくてもルーティンは守る)
大人は、「出来る・出来ない」「落ち着いている・落ち着いていない」に一喜一憂しない。対応は一貫して変えない。加減を変える。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ②落ち着いているときにロールプレイを行う。

まずはストップモーションで教える。静止画・イラストで、こういう時はこうする、と教える。出来るようになったら、実際の場面で繰り返しロールプレイを行う。

コミュニケーションを般化(はんか)(汎化)する。(一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反応が生じる現象)

担任の先生以外に関わりを作る⇒担任以外の先生・上級生に助けてもらう、手伝ってもらう、教えてもらう、「できました」と報告等行う。
×担任と出来るようになってから、他の人と行う。
〇最初から色んな人とやる(手立ては担任が考え、共有する)。練習し役割交代を行う。

実際に遊びたそうなときに、こういう時はどう言うんだった、とヒントを出す。
近くにいる先生にとんとん、としたり呼び掛けて遊びたい気持ちを伝える。
友達の名前を呼んで、とまってくれたら「遊ぼう」「入れて」とタイミングを見て入る。
⇒動いている状況の中で自発するきっかけをつかむタイミングがわからない。言うことはできる。動いている状況下で、言うタイミングと誰に言えばよいかが分からない。

自閉症の特性

特定の先生へのこだわりが形成されてから消去・記憶の上書をすることが困難。タイムスリップ現象、目の前のことではなく過去のことが飛来し、脈絡なく泣いたりパニックとなる。行動がすぐにパターン化することを事前に知っておき、悪いパターン化を避ける。

④目標を達成するための「手立て」の設定と共有。

・国語の場合は、平仮名を枠内に記入するのが難しければ、初めは大きな紙に大きく書き、徐々に紙を小さくし、最終的には枠内にかけるように導く、その手段が手立てである。
・算数の場合は、文章題の中で注目させたいところ(リンゴを6個、バナナを3個、あわせて何個、など)を着色ハイライトするのが手立て。
・自立活動の場合は、「約束や決まりを守って行動する」ことが目標であれば、3つの約束を本人に持たせ、事前に本人が読み上げて確認することが手立てである。
⇒「平成31年度個別目標」の用紙に「手立て」の項目を支援計画に入れ、目標までの道筋を学校と家庭および放デイで共有することが容易になるようにする。また、「自立活動」の視点を支援計画の中に取り入れる。


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