akayak38 blog

直腸がんステージⅠ術後9年目、自閉症(中二)育児パパ12年目、つみたて投信16年目

3か月目定期検査

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~2015年8月14日(金)のお話~

前回の外来より2か月後の受診となる。退院後3か月目の定期検診。

まず、この2か月間の様子です。
その後も通常勤務は順調にこなすことができ、毎日の生活にもすっかり慣れてきた。
トイレに頻繁に行く必要はあるものの(特に午前中)、人間慣れるものである。特に大きな問題はなく日々は過ぎる。

が、7月2日(木)の朝、突然ひどい腹痛が発生。布団に横になって痛みに耐えてはトイレに入ったりの繰り返し。何回か通常の便が出ると、最後には下痢便がたくさん。
便が出きってしまった後、何事もなかったかのように腹痛は収まりました。
この間、30~40分程度。おかげでこの日は少し会社に遅刻。
最初は救急車呼んだ方がいいのかな?と思うほどの腹痛でした。
どうやら、奥の下痢便を出したいのに、その前にたくさんある通常便がじゃまして出られないことからくる痛みだったようだ。1/3の長さになった私の直腸では排出機能がままならない、、ということか。

そしてこの腹痛、7月13日の朝、8月1日の夜、にも起きる
一度経験した強み(?)からか、トイレに行って早く出してしまえ、と冷静に対処。
前日の食事などを思い出し、原因となる共通の食事はあるのか?共通の生活習慣??などなど、この腹痛を引き起こした要因を考えてみた。
が、共通の理由は見つけられなかった。3回目の時はファンタを飲んでいたのがあったので、炭酸飲料はやっぱりしばらくやめておこうということにした。

そんな2か月間を過ごしたのちの3か月定期検査でした。
ちなみに8月14日はお盆休みですが当病院は通常どおりやっています。患者としては有休を使わないで済むので大変助かります(入院前と入院でたくさん有休を使っているので...)。

採血を済ませたのち、外科外来を受診。
上記最近の様子を伝える。
さらっと一言。先生「排便障害ですね。」
あ、そう。ま、そうだよね。
対処法があるようなないような。

血液検査の結果返し。
腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 0.8(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と前回と同じ値で全く問題なし。

  正常値 単位 入院前 1か月 3か月
 4/6 6/19 8/14
CEA ~5.0 ng/㎖  1.0  0.8  0.8
CA19-9 ~37.0 U/㎖  2.6 <2.00 <2.00

次回外来は術後6か月目の検査。11月13日(金)に予約する。
次回の検査は、半年ごとの点検項目である、胸レントゲンと腹部単純CTが登場。
胸はCTではなくレントゲンでいいでしょう、とのこと。
腹部CTは造影剤は不要でしょう、とのこと。
採血→胸レントゲン→腹部単純CT→外来受診(結果返し)、と半日で全て終了となる。

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1か月目定期検査

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~2015年6月19日(金)のお話~

前回の外来より3週間後の受診となる。退院後1か月目の定期検診。

まず、この3週間の様子です。
6月1日(月)よりこの3週間、仕事は通常勤務にて出社してみました。
会社までの車での移動(20~25分)は、ヒヤヒヤするものの、時には途中のコンビニのトイレなどにもお世話になり、何とか大きな問題はなく通勤することができた。
特に午前中のトイレの回数は多いものの(頻便)、トイレに失敗することはなく、3週間の会社生活を過ごすことができた。職種も幸いだったこともよかった。
(いつでもトイレに駆け込めるという意味で。もちろん不安は常にあったので、替えのパンツは常時持っていました。)

もちろんトイレは座位のみです。立って小が済ませるようになったのは秋くらいだったでしょうか..
(前回でも記載の通り、トイレは小の時でもわずかに排便も出てくるので、トイレは常に座位にて。便がなくても粘液のようなものが出る時もよくあり、特におならとともに粘液がでたりしました。おならの頻度は術前より増えたので、この粘液は結構厄介でした。粘液が出なくなったのも秋くらいだったと思います。腸液?)

そんな3週間を過ごしたのちの1か月定期検査でした。

採血を済ませたのち、外科外来を受診。
上記最近の様子を伝え、血液検査の結果返し。傷口はもう問題ないねとのこと。
腫瘍マーカーCEACA19-9
数値としては、CEA 0.8(正常値~5.0ng/㎖)、CA19-9 <2.0(正常値~37.0U/㎖)と問題なし。

次回外来は術後3か月目の検査ということで、8月14日(金)に予約する。
次回も採血のみあり。

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退院後初の外来

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今週の過ごし方

退院の際、今月は自宅でのんびりしててくださいね~、と言われてはいたものの、体は割と元気で、普段の生活にどれほど適応できるのかは、実際試してみないとわからない!
という考えのもと、5/22(金)に退院したばかりではあったが、5/25(月)より早速午前中だけ出勤してみました。
だめそうならすぐに帰ればいいし、くらいの気持ちで。
普段、会社まで車での出勤(20~25分)のため、まずはそこが順調にクリアできるのか。
そして仕事はどれくらい普通にできるのか。
自分の体が発する声とよく相談しながらの試行錯誤の1週間でした。
要は排便関係ですね。1日のトイレの回数が数えきれないほどあるので、その中でもトラブルなく過ごせるかどうか。
トイレは小の時でもわずかに排便もあったりするので、以後しばらくトイレは座位のみとなる。便がなくても粘液のようなものが出る時もよくありました(おならとともに粘液もでてきたり、、、)。なので、おしりにトイレットペーパーを入れっぱなしにしたりとかいろいろ試行錯誤したりとかしていました。

5/25(月)の午前中出社は特に問題なかったので、26日、27日、も続けて午前のみ出勤、そして28日(木)は1日出勤をして試してみました。
(のんびりと働かせてもらった)
結果として大きな問題はなく、翌週6月からは通常通り出勤してみることに。

~2015年5月29日(金)のお話~

退院から1週間後、初めての外来受診。
入院時のお礼も兼ね、また、最終の病理結果も聞いていなかったこともあるので、嫁さんと2人で行く。

まずはお腹の傷の確認。傷口のかさぶたを見て、いいですね~と言いつつ、びりっととられた。痛っ!

また、最終の病理診断の結果を聞く。
先生「あれ?まだ言ってなかったかな?」
???
もしかして、退院の際に分かっていた?!伝え忘れ?

最終的には固有筋腫(mp)までがんは達しておらず、粘膜下層(sm)がんだったとのこと。どちらもステージⅠには変わりはないが、smがんだったので早期がんの分類だったということになる。
術前所見はこちら
何がともあれ、思ったよりも良い結果であったことはうれしい。

最後に、今週から早速、少しずつ出社して体を慣らしていることを先生に伝える。
あまり無理をしないように、また様子を聞かせてください、と。

次回外来は術後1か月目の検査ということで、6月19日(金)に予約する。採血あり。

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退院 (入院11日目・術後8日目)

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~2015年5月22日(金)のお話~

昨晩は睡眠薬をやめてみました。退院後の自宅での生活に向けたテストです。
睡眠薬なしでも、昨晩は8時間ほどよく眠れました。

本日はいよいよ退院!

当初は術後2~3週間と言われていたので、予定よりとても早い退院となる。
オペの際の看護師さんも個室に来られた時、もしかしたら最短記録かも?と言っていた(私のような若い年齢層の事例が少ないからと推測)。でも、腹腔鏡手術で確かに外側の傷の回復は早いけど、腸管を切っていることは変わらないので、くれぐれも無理をしないで自宅で安静にして過ごしてくださいと助言いただいた。
退院後の服薬は入院中もずっと飲んでいた、ツムラ大健中湯エキス顆粒(医療用)と痛み止めのアトミフェン錠200。毎食後1日3回。これを引き続きなくなるまで飲んでくださいという感じ。あと3日分くらいある。

退院の日は忙しい。
何せ10時までにチェックアウト!

もはや慣れて愛着さえ出始めている個室にある私物を片付け、忘れ物がないかをチェック。ロッカー、棚、引き出し、金庫、冷蔵庫、ベッドの布団の中、トイレ、洗面台、コンセントなどなど。
そして腕についていたネームバンドも、、なんか寂しいが、、とる。

請求書の紙を受け取り、個室を後にする。
あまりお会いできなかったが、見かけた看護師の方々にあいさつ。先生方は当然会えず。本当にお世話になりました。
次回の外来受診は1週間後。

会計で支払いを済ませ、タクシーで家に帰る。
とても晴れて気持ちの良い日。
長い11日間だった。ようやく、外の世界に戻ってこれた。
それにしても、普通の生活はすばらしい。
普通ってなんとすばらしい。

今回の入院での金額

手術・入院 1,480,090円(自己負担額 92,231円)
食事 12,560円(自己負担額 4,940円)
保険外負担(個室)34,020円

自己負担額 131,191円

なお、入院前に事前に、健康保険の「限度額適用認定証」の交付を受けていたため、自己負担限度額区分ウが適用となっています。
 区分ウ 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

高額療養費制度がなければ3割負担で48万円程かかっていたということか。ありがたや、ありがたや。
上記は会計時の支払いで、今回の入院でほかにかかったものとして、行き帰りのタクシー代、入院初日に購入した手術用の腹部セット(腹帯2枚とディスポバンツ)と手術前日の大腸内視鏡用のディスポパンツ、ポカリ6本ほど、といった感じです。

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入院10日目・術後7日目

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5月12日、ちょうど2年前に入院した日です。
この同じ日となる本日、実は術後2年目の経過検査である大腸内視鏡をやってきました。内容は順を追っていずれ書こうかと思います。
当院での大腸内視鏡検査は、ポリペクトミーした場合は1泊入院となるので、検査の際は入院した時に備え、入院用の準備を持っていく必要があります。1泊分とはいえ、入院グッズの入ったバックを持って病院に来ると、何だか2年前を思い出します。あぁ、、今日は帰りますよ!

~2015年5月21日(木)のお話~

手術して1週間が経ちました。昨晩も7時間たっぷり、しかも起きることなく眠れました。
夜中も便をすることがなくても大丈夫でした。

9時20分、先生が部屋に来て抜糸するとのこと。
抜糸といっても、糸というよりホッチキス?みたいなもの。1本1本、ちくちくちくちく少し痛いというかなんというか。

before
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 after
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おへそに沿って切ったところが一番大きな傷跡です。
切除した15㎝の腸もここから取り出したそうな。あと、右2か所、左2か所の合計5か所。これだけの穴で手術ができるってすごい。

10時より退院後の栄養指導、というか退院後に食事で気を付けることの説明を聞く。
〇6月末まで(退院後1か月)の注意した方が良い食品
香辛料(からし・こしょう・わさび・にんにく・とうがらし)といった刺激の強い食品は腸管を刺激するので控える。炭酸飲料(コーラ・サイダー)はガスがたまりやすいので避ける。
→思わず、ビールは???と聞いてしまいました。(笑)適度な量のビールは大丈夫だそうです。安心。
野菜は繊維の堅いもの(ごぼう・たけのこ・ふき・山菜)、乾燥した食品(切干大根・干しシイタケ)、海藻類、こんにゃく、は控える。
果物は発酵しやすいもの(メロン・ぶどう)や乾燥したもの(レーズン・干し柿・プルーン)は量を減らしましょう。
イカ、タコ、も避ける。あと意外にも、生卵(“生”でなければOK)やさつまいももガスを発生させるので避けた方が良いとのこと。
〇便秘対策
術後の便秘は器質性便秘が多く、注意が必要とのこと。(術後の腸閉塞、腸の癒着、腸の運動障害、腸炎、腹膜炎を伴う恐れ)
毎朝の習慣づけ
①朝起きて、冷たい水をコップ1杯飲む。
②朝、牛乳・コーヒー・紅茶、を飲む
③朝食は必ず摂る。
④ヨーグルト・乳酸菌飲料を摂る。
⑤野菜を多く食べる。
(→退院後、これは割と忠実に実践していました。)

本日、あとは階段の上り下り運動に励む。
明日退院とあって、最後にお見舞いに来る人との談笑とか(週末に来る予定の人も多かったり。ごめんなさい、早く退院したかったので)。

本日の食事。
一昨日より全がゆとなって、昨日を最後に写真を撮るのをやめてしまった。。ので記録なし。
明日はいよいよ退院。明日の朝食が最後の病院食となる。

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