akayak38 blog

直腸がんステージⅠ術後9年目、自閉症(中二)育児パパ12年目、つみたて投信16年目

入院6日目・術後3日目

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~2015年5月17日(日)のお話~

昨晩は昨日もらった錠剤の睡眠薬が良かったのか、4時間ほどぐっすりと眠れた。
もっと寝れた感じだったが、思わず起きてしまったのは、便意があったから。

焦って起きてみると、液状の寝便。
シーツまで少し汚してしまったようだ。
昨日昼より食事が始まったので(おもゆ)、それが早速おりてきたのか?

看護師さんに伝え、シーツも替えてもらう(スミマセン)。

以後、本日は2時間おきくらいに少量の水便が出るようになってきた。
聞いてみると、これは経過として順調とのことでした。

が、水便ばかりなのでおしりがキレて痛くなってきた。
ウォシュレットの水がまた攻撃的(ノズル不調?)なのでこれがまた痛い。ペーパーで拭くよりかはましだが。
たまらず、切れ痔の薬(サトウザルベ)を処方してもらう。
先生の話では、手術の時も吻合器をおしりから突っ込んだからねーと。まあ、ちゃんとくっついたのなら切れ痔ぐらいはがまんしますよ。

そして本日、ついに背中の痛み止めもとれる。これであとは点滴のみとなった。
背中の針がないと寝る体制がとてもとりやすくなって快適。チューブが絡まないように意識するのって結構めんどくさいので。
これで痛み止めは毎食後の錠剤だけとなった(アトミフェン錠200)。以後、くしゃみや笑いなどで腹部の激痛を味わうようになる。

昨日、今日とで、みるみる回復した感じが実感としてよくわかる。とてもだるかった一昨日が遠い昔のようだ。

点滴・痛み止めの棒を引きずりながら、1日何度も5F病棟を行ったり来たりと歩行訓練していたのもよかったのだろう。ベットで休んで本読んだりDSしたりしてるのを見られると、看護師さんに歩いてくださいね、と言われ続けていたのもあるが。

あと食事が始まったのも良い影響があったのだろう。

今日は午後に子供が初めて病院に来た。
手術日の朝が最後だったので3日ぶり。私のベットに寝そべったりと好き放題。抱っことおんぶとおなかへの攻撃だけは勘弁してもらう。

あと遠方の姉が来たりと、本日以降は来客がお見舞いに来るように。

今日の食事。
本日朝から三分がゆに(昨日の昼、夜、はおもゆ)。
朝、昼、三分がゆ。夜は五分がゆ。着実にステップアップ。
夜は量が多く、少し残してしまった。増えるペースが早すぎる?!

朝:三分がゆ、赤だし、煮マカロニのケチャップ

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昼:三分がゆ、他。(写真なし)

夜:五分がゆ、ささみ煮物、大根くず煮、白菜煮浸しシラス

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入院5日目・術後2日目

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~2015年5月16日(土)のお話~

昨晩は結局2時間程度が2回、だけしか眠れなかった..

トイレ行く→病室へ帰る→少したってまたトイレ行きたくなる→トイレ...
の無限ループが夜も続いていた。まあ、夜になると回数も減ってきて安定はしてきたが。それよりも寝たくても寝れなかった方が嫌だったかな。

とてもうれしいことに、午前中、ついに個室に移動できた。
荷物が思い思いの位置に置けるのと(自分で出し入れできる)、何より個室内にトイレがあるのが非常にうれしかった。
それくらい、トイレが遠いのが何より苦痛だった。

腹部のドレーンももう問題ないから抜きましょうとのことで抜いてもらう。
これで体に刺さっているのは左手の点滴、背中の痛み止め、となった。

元気になってきたのでノートパソコンとDSを持ってきてもらう。
(手術日より今日まで家に持って帰ってもらっていた)
昨日とは違い、本も読めるようになってきた。

そしていよいよ、昼から食事が始まった。
とても少ないが術後初の食べ物だけあって、とてもうれしい。

昼:おもゆ、牛乳、栄養補助食品。

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夜:おもゆ、他
昼と同じ感じだったので写真なし。

夜は昨日とは別の睡眠薬をお願いし、錠剤の睡眠薬にしてもらう。
(これが少しいい感じに効いた!)

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入院4日目・手術翌日

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~2015年5月15日(金)のお話~

手術の翌日。1日が経過。

うたた寝をしては起きるを繰り返し、朝となった(朝とはいえ、壁にある時計はアナログなのでAMなのかPMなのかは分からないが、、)。

11時に4階から5階(外科病棟)にベットごと移動。到着後(だったか移動前か)、右腕の血圧計、右手の血中酸素を測る計器、両足のフットポンプをとる。そしてこの部屋に来てからいよいよ尿管もとれた。これ以降は自分でトイレに行かなくてはならない!

昨日から言われてはいたが、本日から歩行訓練が開始。術後の回復も早くなるためにも、よく歩いてほしい、と。
(術後すぐの歩行訓練、ほかにも癒着を防止する目的もあるとのこと。大きな手術でも翌日すぐに歩行訓練を始めるらしい。参考:がんナビより)

さすが腹腔鏡、と思ったのは、最初に立った時。
1日中寝ていたし術後なので起きることができるのか?と思っていたのだが、恐る恐るゆっくりではあるが、普通にベットから起きることができたし、普通に立てた。
動くとおなかも痛むのではないか?とも思ったのだが、それほど気にならなかった。痛み止めがよく効いているようだ。

尿管がとれて1時間もしないうちに尿意が。
トイレは遠く、2つの横開きのガラスドア(しかも結構重い...)を通過し、少し歩いて行ったところまでいかないといけない。
点滴と痛み止めのかかった棒を持ちながら。
術後は歩くのが重要なので、わざと歩かせるためにこの不便なトイレの位置にしているのか?!

トイレは小でも座位にて。
小と共におしりからも粘液(しかも血が混じってる、、)が少し出てくるので。
用を足す感覚が難しくてなかなか出てこなかったりする。
そしてあまりすっきりしないまま、病室に帰る。帰って10分もするとまた尿意がある気がする。トイレ行く。病室に帰る。
このサイクルを続ける。

常時痛み止めが背中の針より入っているので、痛みはあまり気にならない。
が、どんな体制でも楽な体制がなくしんどい。座ってても、横になってても、立っていても。
止まっているとしんどいのでいろいろ体制を変えたりする。
テレビをつけてみても、集中して同じものを見てると疲れるというか苦痛。
なのでテレビはつけてても見ていなかった。

お昼過ぎに嫁さんが、夕方には義母がお見舞いに来る。
が、上記のとおり、ただただしんどい!という感じだったので、話しかけられてもとても反応が悪かったと思う。

夜は点滴に睡眠薬をいれてもらう。
トイレばかりで疲れたので寝たいのだが眠れない。しかし、睡眠薬が効かないのか眠れず。

相変わらず、
トイレ行く→病室へ帰る→少したってまたトイレ行きたくなる
の無限ループが続く。
歩行訓練としてはとても良かったのだろう、、、が苦行。

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入院3日目・手術日

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~2015年5月14日(木)のお話~

いよいよ今日は手術の日。

あとは先生にお任せするしかない。目が覚めた後、がんばって回復に努めよう。そう思っていたような記憶がある。
(この日の記録がないので記憶だけ、、)

手術用の服装に着替えをして、看護師さんが個室に来るのを嫁・義母と共に待つ。

靴下はエコノミー症候群にならないための弾性ストッキング。これがきつくて強い圧迫感があるので直前にはく。結局、このストッキングは24時間くらいはいてたのかな。

9時半過ぎだったか、看護師さんが来られ、一緒に4Fの手術室へ歩いていく。嫁・義母とは入り口で普通にバイバイして別れる。

部屋に入ると、自分の名前と何の手術をするのかと問われる。

この質問も確認のためなのだろう。

 手術室。真ん中にベット。横向き前かがみになって寝ると、周りの看護師さんは急いで作業に入る。先生と笑顔で目くばせ。
「がんばろうね。」「先生、よろしくお願いします。」
背中と左手に針が。
そして、「じゃあ麻酔入れるから眠くなるよーーー。」
麻酔ってほんと一瞬ですね。

「○○さん、終わりましたよ~。」

という声が聞こえ、目が覚める。何か他愛もない夢を見ていたような気がするが内容は忘れた。
機械音などもありうるさい部屋。看護師さんも行ったり来たり。電気が煌々とついてまぶしい。左上に目をやると壁に時計が。13時くらいだったか。
だるいながらも、予定より早く手術が終わったんだー。ということは理解できた。
目覚めてすぐ、すごく寒くなり震えが出た。毛布を掛けてもらって少し経つと体はあったまってきたようだ。

少しして、嫁と義母がベットのそばに。右手くらいは軽く挙げて挨拶した気がする。

自分の体を観察してみる。
左手に点滴、右腕に血圧計、右手には血中酸素を測る計器、両足にはフットポンプ(血栓予防の下肢マッサージ器械)、背中の針(痛み止め)もささったまま、尿管、腹部にはドレーン(これは後に知る)、といろいろ体についた状態。
確か呼吸器はすぐにとってくれた、、ような記憶。
(うるさい機械音の発生源、ほぼ両足についたフットポンプだった。ウィーーン。プシューーー。の連続。それが左、右、と交互に)

看護師さんに、体動かしてもいいよ。と言われるものの、足を動かそうにも両足フットポンプがついていてなかなな動かせないし、体を横にしようにもいろんなチューブがじゃまするしで結局あおむけしかできない。

目を覚ましてはしばらくボーとする、そしてうたた寝、、、そしてまた起きてはすぐうたた寝、、、を繰り返してその日は過ごした。
夜になっても電気はついていて、昼夜の感覚はない。手術室の隣の部屋だったようなので、経過を見る部屋なのだろう。

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入院2日目

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~2015年5月13日(水)のお話~

昨日とは打って変わって、朝から快晴で気温も高そうだ。外に出ることもなかったので知る由もないが。

今日の予定は午前中に大腸内視鏡、そして午後より家族同伴で明日の手術の説明&同意書など。

今回の大腸内視鏡の目的は、術前検査の注腸造影で腫瘍の位置がよくわからなかったこともあり、場所の確認およびマーキングをつけるため。なので通常の検査とは違い腸管の奥まで観察することはせず、主に直腸のみ。
2か月前の検査の際の大腸内視鏡検査はコチラ
それでも2Lの下剤=経口腸管洗浄剤(ムーベン)を飲んで腸をきれいにする前処理は一緒。

朝の6時に看護師さんがムーベン2Lを持ってきた。朝早くから起きたてでのムーベン...
2時間かかることなく、7時20分にはもう飲み切ってしまった。手術前は気合が違う?!

8時に採血。

10時50分、5F病室より2Fの内視鏡室へ。一般患者の通らないルートで移動。あまりうれしくはないが特別感あり。
内視鏡にて腫瘍の位置確認。特に肛門から腫瘍までの距離が何㎝かを入念に測っている感じであった。肛門より10㎝、やはり上部直腸Raだね、とのこと。
墨とクリップでマーキング。

13時30分、麻酔の先生が個室に来て全身麻酔の説明。

14時10分、いよいよ明日となった手術の説明と、何枚かの同意書のサイン。
説明はこれまでの話の復唱のような感じで、術中および術後のリスクの説明が多かった。
そして明日の手術の開始時間を聞く。9時45分。時間は5~6時間ほどかかるという。
(腹腔鏡は開腹手術より時間がかかるようだ)
あとは先生、よろしくお願いします。と伝えて終了。

夕方ごろ、おへその掃除をしてもらう。おへその穴は腹腔鏡手術で使う穴の1つ。
オイルと綿棒で丁寧にお掃除をしてもらう。

20時、オペの看護師さんが来て明日の手術の流れなど説明。どちらかというと、緊張をときほぐしに来てくれた感じ。ありがたいです。

夜は、、、意外とすんなり寝れましたZzz

 

内視鏡でのマーキング後の写真

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